歩活メソッド
正しく歩いて目指せ100歳!
100歳の誕生日を自力で歩いて迎えられるよう。
そのために必要な4つのメソッドをお伝えします。
寝たきりにならないために歩く力を蓄える
寝たきりにならないためには筋力の維持が重要です。筋力は年齢と共に、弱る傾向があり100歳までの生活を考えると、安全で筋力の維持に効果のある運動の選択が重要なカギとなります。
私たちは、その運動は「歩行」だと考えます。
歩くことは「止まる」ことが「少ない」こと
運動とは、動くことではなく、止まらないことです。歩く人と歩かない人(60~80代)の死亡率は1/3になります。
歩くことは日常生活の一部であり、無意識下での動作が多くなるため、日頃の歩き方の癖が出やすくなります。筋力の維持に効果的な歩き方ができているか、定期的なチェックが必要です。
そのために、私たちは
良い姿勢と正しい歩き方=2028運動
を推奨しています。
2028運動
認知症を予防して自らの意志で暮らす
100歳まで元気に暮らすためには、体の健康に加え、心の健康も大切です。そのためには、認知機能の維持が大切です。「歩く速さが遅いと認知機能も悪くなる」と言われており、正しい歩き方は、認知機能を維持できる可能性があります。
また、朝の光を浴びて、リズムのよい歩行をすると幸せホルモンが作られ脳が活性化するとも言われています。
認知症予防のためにも私たちは
良い姿勢と正しい歩き方=2028運動
をお伝えしています。
体は衰えるものの心の平穏を保つことが大事
動物の最高寿命は、平均心拍数と関係があると言われています(ネズミは約300拍/分、ゾウは約100拍/分、人間は約65拍/分)。他の動物と比較すると、人間の本来の寿命は60~70歳です。
100歳で元気で暮らすことは、本来の寿命を超えて暮らすことになります。次第に衰えていく体の元気は自分でコントロールできませんが、心の元気は自分で作り出せます。
不安(ストレス)をなくし、より幸せを感じる方法とは?
楽しんで歩くこと
五感を活性化して、歩きながら、より多くの幸せを見つける。幸せホルモンをいっぱい作って、不安を解消しましょう。
気を付けて食べる・飲むタイミング
朝目覚めると、体の時間遺伝子のスイッチが入ります。その時間遺伝子により、食べた物を消化しやすい時間が決まると言われています。
食事は食べ過ぎに注意!長寿遺伝子のスイッチが入るとも言われる
腹八分目を心がける
また、高齢者では、体の50〜55パーセントを水が占めています(成人では約60〜65パーセント)。
睡眠中の発汗による朝の水分補給
歩く前後の水分補給
入浴前後の水分補給
ちなみに、運動前後で体重が減るのは、水分が減っているだけ。汗をかいた後はしっかりとした水分補給をお忘れなく。